海洋ゴミ 2022

 毎年恒例となりました、海のゴミ拾いを今年も家族で行いました。
今年は新しい家族のBEくんも参戦です。

海洋汚染問題は船や工業地帯から流れ出す油や汚染物質、生活排水、人が作り出し捨てるゴミなど様々で、海中で生活している動物たちの口に入り健康を害したり、環境悪化により居場所を奪い苦しめます。
先日、NETFLIXの海外アニメ『H2O:マーメイド・アドベンチャー』という番組を娘たちが観ており、その中で興味深いお話しがありました。
海辺で何気なく売っている流行りのお菓子屋さんの包装はビニールの手提げ袋です。海で暮らすウミガメは捨てられたビニール袋が海藻とよく似てるため 食べてしまいます。ビニール袋は体内で消化できないためお腹を開け取り出す手術を受けなくては命の危険があります。人魚になる力を得た女の子たちがウミガメたちと協力し、人々の海洋問題に対する関心を集め、抗議し、環境に配慮した紙袋に変えてもらうのです。

ウミガメは雑食ですが、アオウミガメの主な食料は海藻です。ビニール袋や小さなプラスチックの破片は、亀にとって とても危険です。
他の生き物においても同様のことが言えるでしょう。

去年に比べてプラスチックごみは少なく感じました。プラスチック製品を減らす取り組みをすることによる、人々の意識の変化の表れかもしれません。

しかし、海にはプラスチック製のゴミ以外にもたくさんの種類のゴミが捨てられています。人がゴミを適正に処理することと未だ回収されていないゴミを拾う事で 海洋ゴミは少しずつ減らすことができると思います。私たちはこの清掃活動を続け、ゴミの無い緑豊かな瀬戸内海を目指します。