海洋ゴミ
近年、地球温暖化や環境汚染に伴い プラスチックストローを紙ストローにすることや、スーパーの袋などの持ち手のある袋の有料化がすすめられました。これらはプラスチック生産量を減らしたり、個人個人の意識を高めたり、海洋ゴミを減らすことにも貢献していると考えられます。
しかし 排出するプラスチックごみの量が減少しているとはいえ、プラスチックは自然の中で分解されることなく残留し続けます。その為、川から海に排出された廃プラスチックが海に漂い、生態系に大きな影響を与え、深刻な問題となっています。このような問題が世界的に注目を集め 人々の環境への意識が高まってきたと思います。
私事ですが先日、小学生低学年の子供が「海のゴミを拾いに行きたい」と言うので、なぜごみを拾いに行きたいのかと聞くと、海に漂うプラスチックを海の生き物が食べてしまうことがかわいそう!とのこと。
さっそく週末に車を走らせ海のゴミ拾いに行ってきました。
行った海はとてもきれいに思えたのですが、草むらの方には やはりちらほらとゴミが・・・
拾い始めると ごみは、カンやペットボトルからバーベキューをしたであろう食べ物の残骸や紙皿 スーパーの袋、発泡スチロール容器、どこからきたのか少し色あせた学校アルバムまで。1時間ほど拾うときれいに見えた海でも 45Lゴミ袋 4袋分ありました。
砂浜には鳥の卵があったりと自然を感じることができ、綺麗になった海岸で遊んで帰って子供たちも充実した時間を過ごすことが出来たと思います。
身近な海のゴミ拾いをすることで、海洋ごみ問題を改めて実感する時間となりました。
まだまだ解決には程遠い問題ですが、少しでも解決に近づけるようこの活動をつづけていきたいと思います。